猫の被害にお困りの方へ
町では動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)に違反するおそれがあるため、猫の捕獲は行っていません。
猫の被害でお困りの場合は、個人で猫の進入防止対策を行ってもらうことになります。
猫が庭などへの侵入を防ぐ方法
猫が庭や花壇に入ってフンや尿をするのは、その場所が猫にとって快適な場所だからです。
猫が来ないようにするためには「猫が好む場所」から「猫が嫌う場所」に変えることが効果的です。
居心地の悪い場所ということを猫が覚えるまで続けることが重要なポイントです。
- 猫の個体差などによって効果は異なり、絶対に効くというものではありません。
- 一回で効くものではありません。反復継続して行うことが大切です。
忌避剤で進入を防ぐ
木酢液・竹酢液など
園芸用肥料としてホームセンター等で販売されているものを薄めて散布します。
- 材料
- 木酢液(約400ml)、唐辛子(10本~15本)、レモンバームの葉(20~30枚)
- 作り方
- (1)500mlの空のペットボトル容器に上記の材料を入れます。
(2)1~2日後にレモンバームと唐辛子を除きます。
- 使い方
- 4~8倍に薄めて使います。(においがきつい場合は、10倍相当まで薄める)
猫の通る場所、近寄る場所に散布(スプレーなど)するか、浸したスポンジを設置します。
市販の忌避剤
ペットショップや薬局、ホームセンター等で販売されている市販の忌避剤を使います。
長期間にわたって効果が持続するわけではありません。ある程度の期間ごとに繰り返し撒く必要があります。
また、猫の個体差によって反応が鈍い・効かないなどの場合があります。
かんきつ類
ミカンなど、かんきつ類の皮を散布する。あるいは、かんきつ類の香りをする製品を置きます。
ハッカなど
ハッカの香りがするもの(芳香剤、ハーブ、練り歯磨き粉)などを散布する。
香りの強いハーブなど
猫の嫌がる香りのするハーブなどを植えたり、ハーブの鉢植えを置きます。
- 効果があるといわれている植物の例
- ランタナ、ユーカリ、ゼラニウム、ヘンルーダ、ローズマリー、レモングラス、ペパーミント、タマネギ、ニンニク、チャイブ、マリーゴールド、カニナハイブリッド
生ニンニク
生ニンニクを細かくきざんで撒いたり、ネットに入れて吊るします。
タマネギ
タマネギをバラバラにして撒きます。
唐辛子
細かくきざんだ唐辛子か粉末状の唐辛子を撒きます。
香辛料
コショウ、カレー粉等の香辛料を猫の通り道やフンをする場所に散布します。
コーヒーかす、茶殻
コーヒーを淹れたあとの「かす」や、どくだみ茶などの茶殻を散布します。
どくだみの葉
どくだみの葉をつぶしたものや汁を撒いたり、どくだみを植えます。
構造物による忌避方法
砂利(軽石)
大き目の砂利を敷き詰めます。
トゲのある植物
トゲのある植物を植えたり葉を撒きます。
- 効果があると言われている植物の例
- カラタチ、バラ、サボテン、ひいらぎ、ピラカンサ、地面に沿って成長するコニファーなど
地面をおおう植物
地面をおおう植物を植えます。
- 日当たりのよい庭に適した植物の例
- タイム、ヘリクリサム、ビオラ、オランダイチゴ、ケンタッキーブルーグラス、ブルーフェスク、リボングラス、レモングラス、ゼラニウムなど
- 日陰になりやすい庭に適した植物の例
- アイビー、ツルニチニチソウ、斑入りカキドオシ、ラミウム類など
植物が10cm~30cmぐらいの高さ(猫の目の高さ)に茂っていると、猫が茂みを嫌がります。
また、ハーブ系・柑橘系の香りがする植物の場合は相乗効果が期待できます。
水
ホースでたっぷりと水を撒きます。猫は水を嫌う傾向があります。
灰など
ホームセンターや園芸店で販売されている園芸用の石灰や炭粉などを撒きます。
ネットや柵
猫が乗り越えられない高さで囲うか、侵入路を塞ぎます。
防猫ネットや防猫バーなどを設置するなどの方法もあります。
- お問い合わせ
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住民生活課/生活安全係
〒048-2292
北海道岩内郡共和町南幌似38番地2
電話:0135-67-8783