マイマイガ(毛虫)の発生について
マイマイガは約10年周期で大発生し、2~3年継続する傾向があると言われており、今年は北海道各地で異常発生が確認されており、町内でも毛虫が発生しています。
駆除については、成虫になると有効な手段がなく、卵や幼虫の時期に駆除することが最も効果的な手段となります。
大発生を抑制するために、マイマイガの生態を理解し、正しく・安全に駆除するようご協力をお願いします。
(注釈)ご自宅や個人の土地・建物(空き地・空き家を含む)に発生した場合は、所有者の責任として適正に処理していただくようお願いします。(町では公共施設以外でのマイマイガ等毛虫の駆除等は行っておりません)
マイマイガについて
マイマイガとは
ドクガ科に属するガの一種で、幼虫(毛虫)は山林の落葉樹や街路樹、家庭の庭木・草木の葉に食害を与えます(5月~7月)。成虫(ガ)は夜間に街灯などの照明に飛来し(7月~8月)、卵を300~600のかたまり(卵塊)で、建物の外壁や照明近くの樹木などに産み付けます。
人体への影響等について
ふ化した直後の幼虫には毒毛があるほか、成長した幼虫では毛が刺さることがあります。
また、成虫に毒はありませんが、羽にあるりん粉が肌につくと、発疹が出ることがあります。
駆除方法について
卵(卵塊)の場合
外壁などについた卵塊は、ヘラなどを利用してそぎ落とし、袋に入れ袋の口をしばった上で燃やせるごみとして出してください。
また、作業をする際には、卵を覆っている毛が飛散し、吸い込んだり目に入ったりすることがあるので、マスクやゴーグル、手袋を着用してください。
幼虫の場合
幼虫が小さいうちは、市販している毛虫用の殺虫剤を使用することが効果的です。幼虫が大きくなったら、殺虫剤が効かなくなるので、火ばしなどで捕まえ、つぶすか少量の家庭用石けんを溶かした水に漬けて駆除することが効果的です。
成虫の場合
ほうきで落としたり、高圧の水で落としたりして集めて、燃やせるごみとして出してください。(成虫の寿命は10日前後です。)
また、水銀灯などの照明に飛来することから、照明を誘虫性の低い光源(LED灯など)に交換する方法も有効であると言われています。
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住民生活課/生活安全係
〒048-2292
北海道岩内郡共和町南幌似38番地の2
電話:0135-67-8783